【南アフリカ】 先日は無事2ヶ所でのミーティング、トータルで13時間を無事に完了。これだけ皆が集中できるのは、タウンシップではめずらしい光景でした。
8月の前半は通常のセチャバセンターの運営だけでなく、「女性の日」に女性の権利の啓蒙イベントと、週末にはグレード10の学生をターゲットにしたワークショップを企画。
女性の権利啓蒙イベントは、ヴァセロナというセチャバセンターのあるエマプペニの隣のスクウォッター地区(貧困地区)で。
グレード9~10の学生をターゲットにしたワークショップはセチャバの近くのホールを借りて行います。
グレード9~10というのは、ちょうど高校進学~高校生にあたり、グレード9~10がエイズ孤児だけでなく、多くの勉強の苦手な子どもたちが勉強からドロップアウトし、学校に行かなくなってしまう時期。そうなると彼らが過ごす場所はどこにもない。ストリートで不良になったり薬物やアルコールに手を出しやすくなります。もちろんわずかな家のお金をとって遊びに繰り出す若者もいます。そしてひきこもる若者も。
なので、今回のワークショップは、エマプペニ地区の各高校の校長や教頭と話し合いながら、セチャバだけでなく企業などにも協力してもらって、ホールの中に、NGOや企業のブースを作って、参加している若者が興味のあるブースで話をきけるようにし、進学・将来の自分の人生へのモチベーションを維持できるようにするための企画。
セチャバのリーダーのソーシャルワーカーとしてのネットワークならではの企画です。ずっとグレード9~10の若者のケアに苦労してきた私=日本人には簡単に実現できないイベント。現場を信頼することの大切さをひしひしと感じました。
週末のワークショップは、私(小山)は写真撮影&セチャバのブースの一部を担当予定です。
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