タウンシップでの夜。
お母さんが子どもの宿題を一生懸命にみるという光景は、
私の知る限りではちょっと珍しい光景だったので、写真をとってしまいました。
宿題にとりくんでいて、よく起こること。
それは学校が当たり前のように
新聞や広告、雑誌から切り抜いて、~のスクラップをつくりなさい
色鉛筆で~を描きなさい
コンパスで~しあさい
などと宿題を出してくるのですが、
貧しい家庭では、新聞もなければ雑誌もない。
色鉛筆もない。コンパスもない。
そういうことがたびたび起こり、子どもは泣いたり、肩を落としたりします。
教材費で学校で購入するのでなく、各家庭の責任で教材を用意する場合が多いことも一因でしょう。
日本だと、一定の収入以下の家庭は就学援助費を申請でき、学用品や給食費などの減免が行われますが・・。
そういうこともあり、ニバルレキレでは家庭訪問をしたときには、
食糧がきちんとあるか、子どもの学用品がきちんとあるか、保健衛生のものがあるか、HIV陽性者のいる家庭では
服薬が遵守されているか、そういったことを確認することが習慣になっています。
この家庭でも、翌日に一定の学用品をそろえました。
そういった学用品にも、みなさんからの寄付を使わせていただいています。
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