皆さんこんにちは。
ニバルレキレでは3.11の震災以降、「わかちあいの会@東京」という集まりを定期的に行なってきました。
震災以降の暮らしの中で抱えたいろいろな気持ちを安心して語って、そして少しすっきりしたり、元気になってまた日々の暮らしに戻っていけるように。
孤立しないで、つながっている人がいる、つながれる場所があると、感じられるように。
そんなことを思いながら、続けてきました。
この集まりは茶話会とはちょっと違っていて、参加した人が順番に、あるいは話したい人から、自分がその日一番話したい自分の気持ちを、楽しいことやうれしかったことでもいいし、悩みでもいいし、悲しみや迷いでも腹の立っていることでも、何でもいいので、話していきます。
周りの人は、その人が話し終わるまで、黙って静かにその話しに耳を傾けます。 よく話をきくときに、「それはどうして?」とか「うんうん」とか「そうなんだ」とか「ちょっといい?」とか、会話を続けるために、何か言葉を発してしまうと思うのですが、わかちあいの会では、そういった言葉も一切口にしないで、ただ静かに耳を傾けることをルールにしています。
話が終わってからも、質問や意見などは一切言わないことになっています。
お互いにその約束を守ることで、「何も非難されたり、評価とか判断されない場所がある、ここでだったら何でも話せる・・」と思うことができるのです。
それから、参加はしたいからするけれども、自分は今日は話は「パスします」というのも全然大丈夫。
もちろん集まりの中で出る話題には、とても個人的な悩みもあったりするので、聞いた話は「そこだけ」。日常には持ち帰りません。
それを「守秘義務」と読んでいます。これも安心して話すためにとても大切な約束事にしています。
もちろん、集まりの後には、ほとんどの場合、一緒にお茶を飲んで雑談したり、懇親会で食事をしたり飲み会などになるのですが、こちらの方はもちろんざっくばらんにワイワイする時間です。
そこでは、自分が気になっていたことについてヒントのようなものをくれた人や、情報を持っていそうな人に、何かを相談してみたり、連絡先を交換しあったりもしています。
これまでいろいろな方に参加していただいてきましたが、今後のわかちあいの会には、もっともっとたくさんの広域避難者の方にいらしていただけたらと思っています。
このような集まりは自助グループといって、ときには相談やカウンセリングよりも、心を軽くしたり、力をもらうことができることが多いので、ぜひ長期に渡って、避難生活を強いられている方に、このような活動が広まっていけばいいなと思っております。
皆様のお近くにいらっしゃる方にもぜひお声かけいただけたらと思います。
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日時:1月12日(土) 14:30~16:30
場所:ルノアール高田馬場 早稲田通り店 (駅から3分)
(早稲田通り、ウェンディーズの入っているビルの地下1階)
会費:ドリンク代のみご負担いただきます。
※被災世帯の方にはご自宅からの往復の交通費をお支払いたします。
※小さなお子様連れでも大丈夫なように、絵本やアニメのDVDを用意させていただきます。
※被災世帯でご希望される方には、ニバルレキレの震災支援についてお知らせするメルマガを発信していますので、お声かけください。
お問い合わせ先:ngibalulekile2003@gmail.com
ニバルレキレ代表 小山まで
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