喪失と再生の物語

ニバルレキレでどうして南アフリカと震災支援の活動をしているのか、何を大切にしているのか、少しずつ書いています。ぜひ読んでいただけたらうれしいです。

ニバルレキレは2003年に南アで始めた活動。

エイズとともに生きる人たちと一緒に活動してきました。

その中で、HIV陽性者が病を受容する過程や、ライフスキルを再び得ていくための自助グループ活動を応援したり、2003年時点では貧しい人たちは受けることのできなかった治療薬を求めるアドボカシー運動への参加、エイズホスピスでの患者さんのメンタルケアや、遺族ケアをしてきました。

その活動の中で出会ったたくさんのエイズ孤児のために何かしたいという想いを、地域住民との協力の中で実現し、「セチャバセンター」という孤児支援活動も2005年から行なってきました。


それらの活動の中で軸となっているのは、「メンタルヘルス」と、出会った一人一人の「エンパワメント」です。

 

そのために大切にしていることは「寄り添うこと」です。

もちろん、エイズという問題に取り組むためには、多面的な取り組みが必要であり、メンタルヘルスだけでは、エイズ孤児をなくすことはできないし、新たな感染者を減らすための戦略としては不十分です。なので、私たちは、メンタルケアとエンパワメントのためのソーシャルワークを行なう過程の中で、治療予防教育を行なうようにしています。


私たちニバルレキレが震災支援の活動をしているのには理由があります。

 

上記のようなアフリカの活動の中で、確信していること。

それは、危機的状況にあるときは、どんな人でも心が悲鳴をあげるということです。現れ方は人によって違います。抑うつ状態、怒り、困惑、自己破壊的な行動、他者への健全でない依存、頭痛やその他にも体に出る症状・・・さまざまです。中には何事もなかったかのようにふるまってしまう場合もあります。そんなとき、必ず人には支えになってくれる存在が必要です。


アフリカで私たちは、個別の訪問活動と、自助グループ活動の支援に力を入れてきました。
自分たちがものすごく専門的な知識や技能を駆使してメンタルケアをした記憶はあまりありません。でも、とにかく隣にい続けました。その危機的状況にある人が、自分の力で動き出すまで。大きな声で笑うまで。


自分という人間の人生に関心のある人がいる、ということはすごく大切なことのように思います。

それから自助グループのように、同じ立場にある人どうしが支えあう場所からは大きな力が生まれます。

 

そんな日々を繰り返している中で、エイズ孤児を支援するプロジェクトは元々私たちが支援していたコミュニティの中から生まれました。


きっと震災支援でも同じことができるのではないか。


ちょっとしたメンタルヘルスの知識。1人ではないという感覚。同じ立場にある人とのつながり感。そういったものがいつしか大きな、一人一人の力になって、一人一人がエンパワメントされていって、笑顔が増えていって、そのとききっと何かが生まれるに違いない。


何かを生み出すのは私たちではない。

私たちが寄り添わせていただいている、出会った人たちの中できっと何かが生まれる。


東北の復興には私たちは間接的な応援しかできていません。

でも東京で現在生活されている、とくに原発災害によって本来の当たり前だった生活を奪われてしまった方たちの、先の見えない避難生活に私たちは最後まで寄り添いたいと思います。


アフリカと震災。


つながっているんです。


そんなことを考えながら、日々活動しています。


何かを背負ってしまったとき。

その何かは自分を辛い気持ちにさせることはあるけれど、でもそれは自分の一部。

だからじっくりと大切にしながら、それと一緒に生きていこう。

 

自分というものを完成させていく、人生の旅。必ず歩いていける。必ず歩いていけるように、誰かがちゃんとどこかにいるから。


ニバルレキレはいつでもあなたと出会いたいと思っています。

 

 

 

 

 

ニバルレキレが大切にしていること。
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3000円で1人のエイズ孤児を1ヵ月サポートすることができます。
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HIV陽性者の生活を支援
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貧困地区や施設のエイズ孤児を支援
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遺族の心のケアと暮らしの支援
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エイズ孤児を守る、スラムでのコミュニティづくりの活動・セチャバセンター
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さまざまな相談活動、交流会や自助グループによる居場所づくり「わかちあい@東京」を行っています。
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近日のイベント情報を案内!
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震災後に抱えている不安やストレス、孤立感などぜひ電話でご相談ください。精神保健福祉士が対応します。
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震災で抱えているさまざまな悩みごとを匿名でメールにてご相談いただけます。精神保健福祉士が対応します。
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活動報告やスタッフの想い
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展示会が全国巡回中!ぜひ皆さんも開催してみませんか?
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