福島の母子とアンパンマンミュージアムへ。

2月18日に福島から避難されているお母さんや子ども達と

横浜のアンパンマンミュージアムに行ってきました。

これまで【わかちあい@東京】に参加を続けてくれていたC君が、

ボランティアとして参加。

ニバルレキレの震災支援の仲間がまた1人増えたうれしい1日でした。


会場では、子どもたちとお父さんはボランティアと一緒に

ミュージアムで思い切り遊び、その間にお母さんたちへのワークショップ

この日のワークショップでは、放射能被害から子どもたちを守るために

できることとして、日々の調理の工夫についての情報をシェアしあいました。)。


また、お母さん一人一人とのカウンセリングを行いました。


ニバルレキレでは、母子寮勤務経験の長い3人の仲間が、子ども担当。

私がお母さんたちへのカウンセリングを担当させていただきました。

今日は、お母さんたちとの会話の中で感じたことを報告したいと思います。


長期化した避難生活の中で、月1回のこの集まりで同郷のお母さん同士で

つながれる時間に安心感を得ているお母さんがたくさんいます。


そんなお母さんたちとの話で、確認できたことはやはり、避難生活の中で、

「ふつう」の暮らしを楽しむことや、今いる東京で地元のように近隣の人と

つながりあっていくことなどに困難を感じている方が多いこと。

話し相手が全くいない方もいること。

離れているお父さんとの良好な関係やコミュニケーションの維持に、

それぞれに苦労をされていること。

避難されているお母さんだけでなく、福島に残っているお父さんにも

大きな精神的ストレスがかかっていること。



一方で、大変な生活の中で、皆の少しずつ情報へアクセスしていく力が

増していることも感じる会話が多かったのは、とても心強いことでした。

情報につながっていることは、エンパワメントされていく過程でとても

大切なこと。

お母さん同士のネットワークだけでなく、支援団体とのつながりを

維持する力があるお母さんが、そもそもこういった集まりに参加できる

ように思います。

そういった力のあるお母さんが、出会った別のお母さんを次の集まりに

誘ってみようという気持ちになってくれることが、つながりあい支え

あっていく上で大切になると思いますが、すでにそのような動きが

お母さんたちの中に生まれていました。


この活動を手伝わせていただけることに改めて感謝する1日でした。 

 

(文責 小山)

ニバルレキレが大切にしていること。
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3000円で1人のエイズ孤児を1ヵ月サポートすることができます。
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HIV陽性者の生活を支援
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貧困地区や施設のエイズ孤児を支援
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遺族の心のケアと暮らしの支援
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エイズ孤児を守る、スラムでのコミュニティづくりの活動・セチャバセンター
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さまざまな相談活動、交流会や自助グループによる居場所づくり「わかちあい@東京」を行っています。
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震災後に抱えている不安やストレス、孤立感などぜひ電話でご相談ください。精神保健福祉士が対応します。
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震災で抱えているさまざまな悩みごとを匿名でメールにてご相談いただけます。精神保健福祉士が対応します。
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