5月8日チャリティイベント報告(1)

5月8日は
癒されながらチャリティを。

まったりとした時間を
ソーシャルエナジーカフェで過ごさせていただきました。

5月7日は世界エイズ孤児デー
そして今回は翌日の5月8日は母の日。

母と子どもがともに過ごし、愛情を伝え合うことのできない
哀しさを、毎年以上に感じる週末。

エイズ孤児だけではなく。
震災で、愛する人を失った人。
直接その肌に触れ抱きしめることのできなくなってしまった
家族を思いながら、たくさんの方たちが、この日本で同じ空の下で
同じ週末を迎えている。

花屋の花をみているうちに少し涙が出てきてしまった。

今朝は子どもと人形劇の最終練習をする予定だったけれど、
朝、気づくと、団地の近所の子どもの仲良しのお友達が
うちの中にいた。

あれれ。なんでそこにいるのかな。

昨日の夜、鍵を閉め忘れたらしい。またやってしまった。
南アだったら危険すぎてありえないことだ。

そんなわけで、気づくと子どもは押入れからキャッキャッとダイブしたり
サーカスごっこを初めてしまったので、
何の準備もなく、今日のチャリティイベントに行くことになった。

ソーシャルエナジーカフェは、とにかく居心地のいいカフェだ。
テンションをあげる必要ゼロ。
ひたすら癒される空間。

先についた参加メンバーは、すでにまったりしていた。

次々来る参加者を、だれが歓待するわけでもないが、
なんだか、みんな当たり前に座って、思い思いに、過ごしている。

チャリティイベントって、なんとなく何か「イベント」があって、
ちょっと盛り上げるスピーチやトークショーがあったり、チャリティを
お願いするメッセージがあったりするイメージ。

でも何もしなかった。

準備しなかったし、したくなかった。

癒される必要がみんなにあるから。

震災から2ヶ月近く。今日声をかけている人たちは、個々人に何か
震災のことでも心を痛め、何ができるんだろう?どうしたら
被災地に寄り添えるんだろう?と悩んできた人たち。

そして、南アフリカの命にもどう寄り添って生きていこうかと
考えている人たち。

自分が癒されていなかったら、倒れちゃう。

実際に、震災後いろいろな気持ちを背負ってきたであろう方の
体調を崩されてのキャンセルもあった。

同じカフェでの震災直後のわかちあいの会では、あまりに強い感情が
互いに吐露されたこともあって、今日の参加を躊躇した方もいた。

みんなが、今日は自分の一番癒される場所で、ゆっくりと過ごすのが
一番。

たまたま私たちは、ソーシャルエナジーカフェに集った。

2時間近く、何もしゃべらずぼんやりしている人もいたし、
電子ピアノを運んできて、それを気ままに弾いてみたり、寝てみたり
している人もいた。

10年前からこのカフェに座っているじゃないかっていうくらい、
あたりまえに座ってお茶を飲んで、涼やかに過ごしている人もいた。

i-phone を楽しんでいる人もいた。

話をしに、情報をもらいに来られた方もいたので、
私はちょっと、南アチャリティ実行委員会の打ち合わせをしたり、
被災され東京で避難生活を送られている人の状況をきいたり。

次々くる人には、初対面の人もいたのだけれど、
どうも、この人知っているし、この会話知っている・・という
デジャブ体験。

最終的には、13人が今日はチャリティイベントに参加。

ひたすら座り続けていただけではなくて、
誰かが来るたびに、ぐるっと、自己紹介していく。

それを繰り返していくと、だんだん2回目3回目の自己紹介のときに
最初よりも、みんな自己開示していくのが不思議。

そんな感じで、

「居心地良すぎ」。

という皆が和んだところで、スライドフォトで、
「NGIBALULEKILE I am special!
~あなたはあなたであるだけですばらしい~」
の世界エイズ孤児デーのためのスライドフォト展を。朗読とともに。


1部は以上で終了。

美味しい食卓の2部のお話は続きでどうぞ♪

ニバルレキレが大切にしていること。
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3000円で1人のエイズ孤児を1ヵ月サポートすることができます。
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貧困地区や施設のエイズ孤児を支援
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さまざまな相談活動、交流会や自助グループによる居場所づくり「わかちあい@東京」を行っています。
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