南アでは12月は真夏。
そして学校の1年間が終わり、年度がわりの前の長い夏休みとなります。
この夏休み期間に、通常のエイズ孤児のための給食プログラムなどには、子どもたちが集まりにくくなり、子どもへの目が行き届かなくなりがちです。
南アではクリスマスに、新年度に向けて成長期の子どもたちの衣類を新調したり、学用品をそろえる習慣があります。また毎年が及第制の南アでは、落第した子どもたちのケアや学校との連絡調整に備えなければなりません。
ニバルレキレでは12月に、いくつかの草の根の活動と連携しながら、エイズ孤児のためのクリスマスイベントをひらくようにしています。思いきり食べて笑って遊んで、子どもらしく1年の終わりを過ごせる時間を提供し続けています。
これまでにもイベントに特定しての寄付や、エイズ孤児の個別家庭への衣類や学用品のプレゼントなどのご協力を多くの方からいただいています。
クリスマス・サポーターは、一口3000円からご協力いただけます。
1万円で、エイズ孤児50人分のクリスマスイベントが開催できます。
ニバルレキレが支援しているセチャバセンターだけで、400人のエイズ孤児がいますので、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。クリスマスサポーターをご希望される場合は、その旨をぜひご連絡の上、ご送金ください。クリスマス会の様子など、後日ご報告させていただきたいと思います。
セチャバセンターは、すべてが貧困地区の住民によるアイデアによって運営されるため、基本的にすべてのことにお金をなるべくかけない方法をとる工夫がなされています。
たとえばレンガを積み立てしっかりとした屋根をつくった広い建物があれば、一見十分な活動ができるように思えるかもしれません。
でも実際にはそのようなものがなくても、私たちはこの活動を8年続けることができています。
それに、スラム地区において立派な建物を作るということは、犯罪の多い南アフリカでは強盗の危険に子ども達をさらす可能性もあるのです。
とはいえ、現在のセチャバセンターはまだまだ環境整備が必要ですし、子ども達にとって安全なコミュニティにしていくためには、大人たちのつながりを作っていく必要もあります。
また活動にはHIV陽性者やエイズ遺族など、エイズの影響をより強く受けている人たちを巻き込むことを心がけているため、心のケア活動にも力を入れていく必要があります。
南アフリカは失業率がタウンシップでも4割~5割ではないかと言われています。スラム地区の有志ボランティアには無職の若者も多くおり、それでも彼らは「誰かの役に立ちたい」と、仕事探しの合間にセチャバセンターを手伝いに来てくれています。
私たちは彼らが例えば、HIVエイズの訪問活動のための資格取得や、警備員の資格取得、あるいは小さなビジネスを行うためのノウハウを学ぶための機会も作っていきたいと考えていますし、わずかでもボランティア活動へ報酬を払っていきたいと考えています。
あなたの100円で、スラムが大きく生まれ変わっています。
クラスメート・職場の同僚・ご家族など、仲間で実際に募金活動をしてみませんか?
募金活動は、何のための募金なのか「伝える」ことがとても大切です。
伝えること。そのことによって、皆さんの南アフリカやHIV陽性者やエイズ孤児との距離がより近くなります。
そして伝えた相手も一緒に向き合う、新しい仲間になります。
つながりあう支援を一緒にしていきましょう。
例えば
ニバルレキレのスタッフがよく行なっているのは、チャリティつき「お茶会」「食事会」です。語り合いの話題にもなり、じっくりと私たちの価値観を理解し、共感していただける時間となっています。
募金活動に関心のある方はぜひご連絡ください。活動してくださった方のことを通信やブログなどで紹介させていただきます。
ワークショップやチャリティイベントの参加費の一部は、ニバルレキレの活動費になっています。エイズ孤児の支援と震災支援と自分で使途を選ぶことができます。現在の募金が何を目標にしているのか、毎回説明するようにしております。ワークショップに参加して南アフリカやエイズのこと、心のケアについて知りながら、活動を応援することができます。
ワークショップに参加するときには、ぜひ会費にワンコインをプラス!その積み重ねで何人ものエイズ孤児の給食費がまかなえます。
レッドリボンバッジを10個購入すると4000円。
その10個を自分のまわりの友人や家族にプレゼントしてみませんか?
お金の支援だけでなく、南アフリカやHIVについて、エイズ孤児について話題にしていく活動を皆で広げていけたら素敵ですね!
切手シートはいただけるとうれしい寄付です。
寄付くださった方へのお礼状や資料送付の切手として使わせていただいています。
未使用のテレホンカード。南アとの電話連絡の節約に役立っています。現地のアフリカ人スタッフはインターネットが日常使える環境ではないので、電話連絡が一番確実なのです。
最近はFacebookで連絡がとれるスタッフも増えてきましたが、スカイプでの会議まではいかない状況です。
引っ越しや模様替えの機会に、ぜひチャリティオークションやフリーマーケットを。
実際に引っ越しの際のチャリティオークションから寄付を集めてくださった方がいらっしゃいます。
ニバルレキレのためのグッズづくり。
例えば募金くださった方へのプレゼント。
例えばイベント会場で販売するグッズづくり。
手作りの大好きな方お待ちしています。
写真はキャンドルづくりのアーティストの西尾修さんのワークショップで参加者の皆さんがニバルレキレのためにキャンドルを作ってくださったものです。
西尾さんのHP→http://osamu-candle.com/