ワークショップ YINI (イーニ)?

 南アフリカを知ろう! 

次回開催は1月の予定です。

このワークショップは YINI(イーニ)?=なぜ? というタイトルで、2年前から定期的に開催しています。毎回、南アの人たちの暮らしの中に深く入り込む中で見えてきた、いろいろなことをテーマに、ニバルレキレのスタッフやゲストスピーカーが、南アフリカについてお話をしています。

◆南アを知ろう!のシリーズについて◆

このワークショップは YINI(イーニ)?=なぜ? というタイトルで、2年前から定期的に開催しています。毎回、南アの人たちの暮らしの中に深く入り込む中で見えてきた、いろいろなことをテーマに、ニバルレキレのスタッフやゲストスピーカーが、南アフリカについてお話をしています。

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南アフリカ共和国。
アフリカの中では豊かな国。でも貧富の格差のものすごく大きな国。

観光でもビジネスでの駐在でも留学でも、「行かないように!」と注意勧告されているのがタウンシップ。
理由は、危ないから。

でもそのタウンシップにこそ、アフリカ人のいろいろな人生があります。

ディープな南アフリカを知ること=タウンシップライフを知ること。

日本でもわずかな人しか詳しくは知らない、南アフリカのタウンシップについて、皆で知ろう!というワークショップです。


たくさんの方の参加をお待ちしています!!

◆こんな方に◆

★アフリカ好きの人。
★国際協力に興味のある人。
★海外での調査研究に関心のある人。憧れている人。
★ディープな海外への入り方に憧れる人。
★海外の体験を胸に就職活動中の人。
★アフリカについて、くわしく知りたい人。
★自分なりのディープな海外への入り方に憧れる人。
★海外の体験を胸に就職活動中の人。
★アフリカについて、くわしく知りたい人。
★ボランティアに興味のある人。
★ソーシャルワーカーになりたい人。
★人とつながる機会が欲しい人
★HIVエイズの問題に関心のある人。

◆こんな話がきけます◆

★タウンシップのお話
★危険で犯罪が多いと言われる南アのタウンシップで自分の居場所を切り開くまでのお話
★なぜ南アフリカが好きなのか
★HIVエイズのお話
★スラムに一人でプロジェクトを本当に作れちゃうの?
★将来はどんな風に自分の好きな国とつながれるの?


※参加費の一部が、ニバルレキレのエイズ孤児やHIV陽性者支援の活動費になります。

問い合わせ先:ngibalulekile2003@gmail.com
       090₋9670‐6706

YINI?について

YINI? はズールー語で「なぜ?」という意味。

南アフリカ共和国のエイズ問題を考えるときに、多くの人から「なぜ?」をきいてきました。

 

なぜそんなに感染者が多いの?

なぜそんなに無防備に感染してしまうの?

なぜエイズ孤児が多いの?

なぜ母子感染してしまったの?

なぜ治療が行き渡らないの?

なぜそんなにシングルマザーが多いの?

父性は不在なの?

なぜ南アは豊かだときいているのに、彼らは貧しいの?

なぜ犯罪が多いの?

なぜ教育でどうにかならないの? など。

 

なぜ?からスタートしても、なかなか答えにたどり着かない場合もあります。

ニバルレキレの11年目になろうとする活動はまだまだ「なぜ?」を抱えながらの活動です。

今年は10年の中で見えてきたこと、感じていること、これから考えていきたいことについて、皆さんに紹介するだけでなく、皆さんからも疑問や意見をもらい、できれば何か一緒にやっていけないだろうか?と思い、毎回さまざまな南アのエイズにかかわるテーマをとりあげていく継続型ワークショップを始めました。

連続して参加していく方もいますし、関心のあるテーマにとりあえず参加してみるだけでも大丈夫。ぜひ南アに関心のある方は足を運んでみてくださいね!

 

NGO職員や研究者、ボランティア活動中、論文テーマが南ア・・・などなど、南アフリカにディープにかかわっている人たちも参加してくださっているので、ネットワークづくりの場にもなっています。

 

第1回~10回は下記に案内した内容です。

 

 

 

第1回 遺されたものたちは今

第1回 「遺されたものたちは今」

 

2011年2月26日(土)に開催されました

 

  • 南アの幼いエイズ孤児の現状、青年期のエイズ孤児が抱えている苦しみ、遺族の直面している様々な困難と、ニバルレキレでのエイズ孤児支援・遺族支援について報告しました。
  • 引き取られた家庭、施設、さまざまな環境の中での、子ども達の暮らし、喜びや悲しみがあります。南アの今のエイズ遺児たちの様子を写真や絵をまじえ紹介しました。
  • 長くかかわってきた子供たちは今思春期・青年期を迎え、様々な問題にぶつかっています。思春期になり自分の感染を知る子ども、学校をドロップアウトしてしまう子、 犯罪に巻き込まれる子、引きこもる子・・・それぞれに、懸命に生きています。彼らが人生に挑戦していくために、それにどのように私たちが寄り添えるのかを皆で話し合いました。
  • また成長とともに、逆に社会保障の制度を失い、成人し手に職をつけるまでの間に大きな貧困の問題に家族がぶつかっていることを報告しました。
  • 遺族たちの中には、何年も経過しても喪失体験から立ち直れずにいる者もいます。もともとの家族関係の問題も噴出します。薬物・アルコールなど、社会でも問題となっている状況から抜け出られずにいる「大人たち」である遺族と向き合う必要性なども話し合いました。

 

 

第2回 エイズとともに生きるコミュニティ

第2回 「エイズとともに生きるコミュニティ」

 

2011年4月23日(土)に開催されました。


  • 南アの草の根の活動、特にコミュニティのアフリカ人自身の手による活動を紹介。その中でHIV陽性者が生きる道を模索する様子や、コミュニティに有益な活動をどのように日本の私たちが支援できるのか皆で考えました。
  • 手探りで地域住民有志でエイズ孤児の支援を続ける「セチャバセンター」という草の根の活動と、HIVアクティビストの女性が立ち上げ、長い年月をかけ地域のニーズをくみ上げながらHIV陽性者支援にとどまらないコミュニティ活動を展開してきた「レットアスグロウ」という団体をとりあげました。
  • コミュニティの中に居場所を見つけていく、HIV陽性者やエイズ遺族、孤児たちの存在から、私達が学ぶものが多い会となりました。

 

 

第3回 南アのエイズ事情2011

第3回 南アのエイズ事情2011~エイズホスピスの19年を見つめる~

 

2011年6月4日に開催しました。


  • 南アフリカの大都市ジョハネスバーグの郊外にある、セントフランシスケアセンターというエイズホスピスの今と、その歴史について紹介。
  • 南アフリカのエイズにかかわる状況全体を皆で確認。その全体像の中からの質疑応答。
  • 国でエイズ治療薬の無料化が少しずつ広がる中での、セントフランシスケアセンターというエイズホスピスの存在意義と日本からの支援の可能性について意見交換をしました。

 

 

第4回 寄り添うということ

第4回 寄り添うということ

 

2011年10月29日に開催されました。

 

  • ニバルレキレが8年間、寄り添い続けた一つの家族について報告。
  • 「寄り添う」とはどういうことなのか。NGOである私たちは、何か支援をしなければいけないのだろうか。何ができるのか。皆で話し合っていきました。
  • ロールプレイで、参加者がエイズ遺族や孤児の立場を疑似体験しました。

第5回 ニバルレキレ南ア活動報告~コミュニティの支援の場合~

第5回 ニバルレキレ南ア活動報告~コミュニティ支援の場合~

 

2012年10月21日に開催されました。

 

  • このワークショップでは、ニバルレキレの南ア活動報告という形で、貧困地区で生まれたプロジェクトについて皆で話し合いました。
  • 住民有志がたちあげた予算もないエイズ孤児支援のプロジェクトがなぜ7年の年月で成長しているのか。ただ孤児を支援するのではなく、貧困地区のHIV陽性者や失業している若者を巻き込んでいく、コミュニティ・ソーシャルワークの醍醐味をわかちあうことができました。
  • 犯罪や危険の多い南アフリカのタウンシップやスラムに、どのように溶け込んで活動していくか?ということでも会場が盛り上がりました。

第6回 タウンシップ~アフリカ人の人生のある場所~

第6回 タウンシップ~アフリカ人の人生のある場所~

 

2012年12月15日に開催されました。

 

  • 南アフリカ共和国。アフリカの中では豊かな国。でも貧富の格差のものすごく大きな国。観光でもビジネスでの駐在でも留学でも、「行かないように!」と注意勧告されているのがタウンシップ。理由は、危ないから。 でもそのタウンシップにこそ、アフリカ人のいろいろな人生があります。
  • ディープな南アフリカを知ること=タウンシップライフを知ること。
  • 日本でもわずかな人しか詳しくは知らない、南アフリカのタウンシップについて、いろいろとゲストスピーカーの黒須仁美さからお話をきくイベントになりました。学生時代には南ア研究&南ア各地の滞在&ボランティア体験などを続けてきました。南アの主要な都市にあるタウンシップそれぞれに滞在したことのあり、現在はコンサルティング会社に勤務しながら、アフリカとのつながりを模索中の彼女。
    いろいろな話をみんなで聞いてみました。

第7回 タウンシップでのエイズ遺族との10年

第7回 タウンシップでのエイズ遺族との10年

 

2013年2月23日に開催されました。

 

  • ニバルレキレが大切にしている活動の一つが、HIV陽性者やエイズ遺族(エイズ孤児含む)への支援です。タウンシップを理解するときに、HIVエイズの問題は切り離すことはできません。
  • 誰かを失った人との、その死を乗り越えていく作業を「グリーフケア」と言います。
  • 一つの家族に焦点をあて、タウンシップでの人々の暮らしの現状についての紹介を交えながら、家族12人それぞれとの10年について紹介していきまました。

 

第8回 タウンシップで暮らしリサーチする。寄り添う人生の中で。

第8回 タウンシップで暮らしリサーチする。寄り添う人生の中で。

 

2013年6月2日に開催されました。

 

  • ゲストスピーカーに南ア研究を継続されている河野明佳さんを迎えました。
  • 田舎のタウンシップの日常を中心に、いろいろなお話をしてもらいましたが、研修者を越えての河野さんの熱い南アフリカへの想いや、何よりも初めて見聞きするようなリアルで具体的なタウンシップの暮らしを紹介する話に、意見交換も活発に行われました。

 

  •  河野明佳さんのプロフィール:「15歳の時、初めての海外旅行で南アフリカのタウンシップへ行き、魅了される。それ以来、南ア各地のタウンシップを訪問、ボランティア、ホームステイをするようになり、大学入学以降は研究者の卵としてタウンシップの現状調査を行ってきた。現在、津田塾大学大学院国際関係学研究科後期博士課程に在住。」

 

  • 共有できたこと!

    ★タウンシップのお話

    ★危険で犯罪が多いと言われる南アのタウンシップで自分の居場所を切り開くまでのお話
    ★なぜ南アフリカが好きなのか
    ★調査研究って何?
    ★将来はどんな風に自分の好きな国とつながれるの?

 

 

第9回 一人の人間が、どこまでタウンシップとスラムのコミュニティを変えられるか?

第9回 一人の人間が、どこまでタウンシップとスラムのコミュニティを変えられるか?

 

2013年9月7日に開催されました。

 

  • 今回はニバルレキレ代表の小山による現地活動の紹介やタウンシップの暮らし、エイズをとりまく状況についてのお話です。

 

  • 一人の人間がどこまでできるか?

   それはもちろん、「何もできない」のが答えです。

   でも、一緒ならできる。土地の人と。

  • その土地の人との物語を今回はお話しさせていただきました。

 

9月7日ワークショップ資料
2013年のニバルレキレの現地活動報告を兼ねています。ぜひご覧になってくださいね!
(PDF)9月7日報告会.pdf
PDFファイル 29.1 MB

第10回 タウンシップを愛してやまない2人のとまらないお話! 社会調査やソーシャルワークの先で出会った命

  • 今回も再び、土地の人との出会いとともに生き、関係を作っていく過程についてのお話をさせていたきました。ゲストスピーカーには南アフリカで社会調査を続けている河野明佳さんを迎えました。ニバルレキレからは、小山が。河野×小山で、タウンシップへの想いを語らせていただきました。

 

  • フリーステート州と、ハウテン州で、それぞれ私たちは、自分たちの活動の拠点となるタウンシップで、「ファミリー」として迎えてもらい、本当に家族同然に一緒に生きている、ホストファミリーを持っています。そこに出会うまでの、ディープにタウンシップに入り込むまでの「過程」。そして、それぞれの出会った家族の「歴史」。いろいろな積み重ねてきた会話。

 

  • それらを社会調査や、ソーシャルワークという専門分野からの切込み方ではなく、「ただただ、とにかくタウンシップが大好き!そこで生きる人たちが大好き!」という気持ちから、今回は二人で思いきり語らせていただきました。
  • 会場からも様々な意見や質問などが投げかけられ、それぞれの参加者の方にもいろいろな想いを持って帰っていただけるひと時になりました。

 

 

ご連絡ください!

各ワークショップは、2~3時間で行なうことが可能です。

プライバシーへの配慮から、ワークショップのみで紹介することを了解していただいたエイズ孤児や遺族、HIV陽性者の暮らしの様子などをスライドで紹介しています。すでに行なったワークショップも、リクエストに応じて各地で開催が可能です。

ご関心のある方はどうぞお声かけください。

 

ニバルレキレが大切にしていること。
ニバルレキレが大切にしていること。
3000円で1人のエイズ孤児を1ヵ月サポートすることができます。
3000円で1人のエイズ孤児を1ヵ月サポートすることができます。
HIV陽性者の生活を支援
HIV陽性者の生活を支援
貧困地区や施設のエイズ孤児を支援
貧困地区や施設のエイズ孤児を支援
遺族の心のケアと暮らしの支援
遺族の心のケアと暮らしの支援
エイズ孤児を守る、スラムでのコミュニティづくりの活動・セチャバセンター
エイズ孤児を守る、スラムでのコミュニティづくりの活動・セチャバセンター
さまざまな相談活動、交流会や自助グループによる居場所づくり「わかちあい@東京」を行っています。
さまざまな相談活動、交流会や自助グループによる居場所づくり「わかちあい@東京」を行っています。
近日のイベント情報を案内!
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震災後に抱えている不安やストレス、孤立感などぜひ電話でご相談ください。精神保健福祉士が対応します。
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震災で抱えているさまざまな悩みごとを匿名でメールにてご相談いただけます。精神保健福祉士が対応します。
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展示会が全国巡回中!ぜひ皆さんも開催してみませんか?
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