南アフリカのすべての人がエイズの影響を受けています。

自由な国になった直後からの「音のない戦争」といわれるエイズ。

「どう生きていくか?」が問われています。

エイズによって影響を受けていない人は、南アにはいないと言っても過言ではありません。

コミュニティに暮らすすべての人が何らかの形で、エイズの影響を受けて傷ついています。

 

アパルトヘイトが終焉し、自由を勝ち取ったアフリカ人社会。しかし気づいたときには「音のない戦争」とも言われるエイズが蔓延していたのです。

 

 

 

現在一番エイズの影響を受けている世代は、大切な幼少期・思春期・青年期をアパルトヘイトという特殊な環境下で育ちました。

自立した生活を送るための様々なノウハウ、例えば教育や就職に有利な専門技術を学ぶ機会を損なわれた状態で彼らは大人になりました。

自分や他人を信じ、努力することで何かを手にするという成功体験にも不足しており、成熟した自尊感情の発達やライフスキルを身につけていくことに大変な苦労を強いられています。

今コミュニティが直面しているのは、一部の豊かになった人をのぞけば多くの場合は職業を含めて「どう生きていくか?」という過酷な課題です。

 

コミュニティの支援に必要なこと

地域(エリア)」ついての理解をすること

 

場所の範囲としての地域の理解。

つながり・絆のある地域の理解。

影響を受け与えあっている地域の理解。

 

地域には、必ず価値や問題に対処する力、成長する可能性がある。


住民の自主的なニーズを理解すること

 

他者からみた必要性と、住民自身による必要性は、必ずしも一致しないこと。

 

住民自身が望むことを決定できるようにすること。


住民の問題解決能力を引き出すこと

住民の「問題を解決したい」という気持ちを引き出すこと。

そして自主的な組織やグループを作っていくこと。

問題解決のための方法や見通しを、もてるように支援すること。

多くの人の参加や協力を促し、そしてすでにある団体や組織と協力していくこと。


ニバルレキレでは以下の4つを柱にコミュニティを支援しています。

1.社会資源へつながる過程を支援する

 

活動するタウンシップの周辺の社会資源をエイズに関連しないものも含めて可能な限りリサーチし、コミュニティで出会う人たちが、ライフスキルの育成や就業に役立つ情報にアクセスできるように努力しています。

 

社会資源につながる手続きは代行せずに、当事者である人が行なうようにしています。

 

 

2.出会いの場づくり→草の根活動づくりを支える

 

「自分たちのコミュニティを自分たちで守る」「コミュニティのために働きたい」という意欲を持っている若者達の出会いの場を作り、活動のきっかけとなる機会を提供しながら草の根活動が誕生するように支えていきます

                                                    例:セチャバセンター

 

 

3.活動資金・運営に困っている草の根団体を支える

 

活動資金・運営に困っている小規模な草の根団体へのサポートを行ないます。

サポートをする際には必ず事前にその団体の活動へ、一定期間私たちスタッフが参加をします。

  

 

4.土地の文化や価値感を尊重する

 

エイズにかかわらず、出会った人と十分につきあい、アフリカ人社会の文化や価値観をしっかりと理解し尊重することを何より大切にしています

そして相手が困難を抱えている場合には、自立のために何が必要かをともに考え、選択肢を探していきます

ニバルレキレが大切にしていること。
ニバルレキレが大切にしていること。
3000円で1人のエイズ孤児を1ヵ月サポートすることができます。
3000円で1人のエイズ孤児を1ヵ月サポートすることができます。
HIV陽性者の生活を支援
HIV陽性者の生活を支援
貧困地区や施設のエイズ孤児を支援
貧困地区や施設のエイズ孤児を支援
遺族の心のケアと暮らしの支援
遺族の心のケアと暮らしの支援
エイズ孤児を守る、スラムでのコミュニティづくりの活動・セチャバセンター
エイズ孤児を守る、スラムでのコミュニティづくりの活動・セチャバセンター
さまざまな相談活動、交流会や自助グループによる居場所づくり「わかちあい@東京」を行っています。
さまざまな相談活動、交流会や自助グループによる居場所づくり「わかちあい@東京」を行っています。
近日のイベント情報を案内!
近日のイベント情報を案内!
震災後に抱えている不安やストレス、孤立感などぜひ電話でご相談ください。精神保健福祉士が対応します。
震災後に抱えている不安やストレス、孤立感などぜひ電話でご相談ください。精神保健福祉士が対応します。
震災で抱えているさまざまな悩みごとを匿名でメールにてご相談いただけます。精神保健福祉士が対応します。
震災で抱えているさまざまな悩みごとを匿名でメールにてご相談いただけます。精神保健福祉士が対応します。
活動報告やスタッフの想い
活動報告やスタッフの想い
展示会が全国巡回中!ぜひ皆さんも開催してみませんか?
展示会が全国巡回中!ぜひ皆さんも開催してみませんか?

SNS

ページのことをぜひお友達に紹介してください♪

Facebookページ

日々の活動報告やイベント情報を、南アフリカそして首都圏の広域避難者の支援の報告を中心に発信しています。Facebookページはどなたでも見ることができます。Facebookユーザーの方はぜひ「いいね!」で応援してくださいね。

 

Twitter

@NGIBALULEKILE