2003年から始まったニバルレキレの活動では、
自分自身を大切にすることの大切さや、HIV感染は決して人の存在価値を損なうものではないことを、
南アフリカや日本の皆さんに伝えてきました。
南アフリカでは、出会う多くの子どもや若者たちが、HIVエイズや貧困の影響を受けています。
自分の人生に夢や希望を抱けずにいる子ども達ともたくさん出会います。
彼らを守っていく立場にある大人たちは、高い失業率に苦しんでいます。
エイズ禍は、南アフリカの人々の平均寿命を一時は50歳以下にまでしてしまいました。
子どもたちの「生きるうえでの手本」となる世代の多くがエイズで命を落としていきました。
アパルトヘイト体制が終わり、民主化した南アフリカで待っていた、エイズ禍と、格差社会の中での貧困。
その中でも草の根の活動を作り、支え合い、力強く暮らしている多くの人に私たちは出会ってきました。
私たちは、それらの出会った多くの人に、南アフリカの歴史だけでなく、文化や暮らし、
その中で大切にしている価値観などを教えてもらいました。
彼らとのつながりを大切にしながら、南アフリカで活動を続けています。
唯一無二の存在である自分の命を大切にすること。
幼い子どもたちが子どもらしく生きる権利を守ること。
思春期以降の子どもたちが、自分と向き合う月日に寄り添うこと。
自分と向き合う作業はときに過酷です。
ありのままの自分を受け入れ、認め、前に進もうと決めたときに、
初めて人は、他の人を大切にできます。
そのような自己肯定感情を育んでいくこと。
生きるためのさまざまなライフスキルを身ににつけること。
必要な支援につながり、孤立しないこと。
エンパワメントされていくこと。
そしてエイズで多くの人を失い、貧困に苦しんでいる地域が、
誰もに優しいコミュニティになっていくこと。
日本では被災された方や、社会的弱者になりがちな単身障がい者や母子が、
心身の健康を守り、生活上の問題の解決を図りながら、
一緒に首都圏で孤立せずに生きていくこと。
そのために、私たちはソーシャルワーカーという専門性を活かしながら尽力していきます。
団体名 | ニバルレキレ ~I am special! ~ |
住所 |
〒156-0052 東京都世田谷区経堂 5-2-3-103 |
℡ | 03-6413-9432 |
相談電話 | 0120-078-311 (12:00~20:00まで) |
info@ngibalulekile.org |
代表
小山えり子
事務局長
山田寛
事務局
尾崎菜美子
現地サポーター
高達潔
現地プロジェクトリーダー
ムズワキ・クマロ
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